横浜ノースドックに新設された大型テントは浮き桟橋セットの保守用だった


MCSの一部(白丸で囲った部分)が、テントの前に運ばれている(7.21 撮影)


いつもMCSを運んでいるローダー(左)が、7月21日にはテントの中にいた(右)

今年の2月から組み立てが始まり、4月末には全容が明らかになったノースドックの大きなテントは、浮き桟橋セット(MCS)の保守用の施設であることがハッキリした。

ランドマーク・タワーから見下ろすと、MCSのセットが普段置かれている大倉庫の横から少し離れて、数個のセットが置かれているのがわかる。この場所が、テントの前にあたる。
7月21日には、いつもMCSを運んでいる大型のローダーが、テントの中に収まっていた。

2年に1度の点検を行うために、野外での作業を緩和し、能率を上げるためのものと推定される。テントだからすぐに取り壊すのではないか、というのは「甘い期待」と言わざるを得ない。横須賀基地でも佐世保基地でも大型のテントが基地内に出現したが、10年以上倉庫として使われ、機能面では建築物とまったく変わらない。半恒久的な建造物が一つ増えた、というのがノースドックの実態だ。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
横浜ノースドックにテント倉庫出現(金子ときお)(04.4.26 up)
横浜ノースドックで、浮き桟橋部品点検中(金子ときお)(04.6.13 up)


'2004-7-24|HOME|