保管中の陸軍舟艇(LCM)、ノースドック内で移動



民間のクレーンバージで吊り上げられて、海面に下ろされる中型揚陸艇(LCM)。通常は陸上に保管されている。


海面に下ろされた2隻のLCM(US ARMY LCM 8616, 8600) (10.14 撮影)

横浜ノースドックで、3隻目の音響測定艦が着岸するころ、陸上保管中の米陸軍上陸用舟艇のうちのLCM2隻が、民間のクレーンバージによって海面に下ろされていた。

普段はこの海面に保管されている米軍のクレーンバージが、1週間前に移動していたから、LCMの動きもある程度予想はついていた。14日におろされたのは、比較的初期に運び込まれたLCMだ。試験運転などの検査の時期が来た、ということなのだろう。

今回、移動したLCMは14日の2隻を含めて全部で3隻、それらがJ,K,Lバースに係留されて、時々試運転などでみなとみらいに面した海面を走りまわることが予想される。

(RIMPEACE編集部)


2隻のLCMをおろしたあと引き揚げる、アジア海事興業鰍フクレーンバージ・アジア8号。横須賀基地で
10月11日に、作業用の大型車両を空母の甲板に持ち上げたのも、このアジア8号だ(10.14 撮影)

[参考ページ]
ノースドックの陸軍舟艇、LCMも検査サイクルに(2005.6.17)
陸軍上陸用舟艇、横浜港でさかんに試運転(2005.6.28)


'2005-10-15|HOME|