横浜ノースドック

3ヵ月ぶりに音響測定艦インペッカブル登場



ベイブリッジをくぐり、ノースドックに接近するインペッカブル(06.11.8 撮影)

8月8日に横浜ノースドックを出港したLFAソナー装備の音響測定艦インペッカブルが、ちょうど3ヵ月後の11月8日に戻ってきた。

LFAソナー装備艦の航海パターンは、7週間の航海が基本だ。
昨年11月から一年間のインペッカブルの出港期間は、2ヵ月が2回、1ヵ月が1回で、そのほか1週間程度の出港はあったが、3ヵ月留守をするなんて初めてだ。
インペッカブルはもともと在港日数が長く、1勤2休だなどと評したことさえある。それが突然3ヵ月も姿を消したのだから驚きだ。日本以外の基地で休みを取っていたのか、それともこの期間限定の特別勤務だったのだろうか。
全部で5隻いる音響測定艦のうち3隻から4隻がノースドックに集合していた9月末から10月中旬にかけて、インペカブルが任務海域を離れたくても離れられない状態だったとも考えられる。

今回の3ヵ月の出港期間の初めと終わりに、インペッカブルは沖縄に短期間寄港している。8月中旬にホワイトビーチ、そして10月末から那覇軍港に寄港した。
これを見ても、インペッカブルの活動海域が沖縄の近くであったことがわかる。

(RIMPEACE編集部)

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Eバースに接岸するインペッカブルと、Bバースに停泊中のビクトリアス(06.11.8 撮影)


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