横浜NDにまた砂漠迷彩車両搬入


グリーンデールから出てきた砂漠迷彩のトラック


前回はなかった砂漠迷彩のハンビーもある。手前は船積みされる陸自の補助車両

6月6日に横浜ノースドックに寄港した自動車運搬船グリーン・デールは、米軍関係の輸送に最近よく使われている。そのグリーンデール が4月の寄港に引き続き、米本土から砂漠迷彩のトラックやハンビーなどをノースドックにおろした。

前回ノースドックに軍用車両を届けた後、グリーンデールは太平洋を横断して米西海岸に戻り、ポート・ヒューニーメなどに寄港したあと 再び太平洋を横断して釜山、那覇などに寄港した後、横浜ノースドックに寄港した。砂漠迷彩の車両はポート・ヒューニーメで積み込んだ とみられる。

ノースドックに降ろされた軍用車両は、前回と同様に相模補給廠に運ばれ、戦時備蓄の補充として同廠に保管される可能性が大きい。

迷彩車両を下ろしたグリーンデールは、陸自のホーク部隊が米国での実射訓練を行うときに使うランチャーや補助車両などを積み込ん だ。
この実射訓練は、陸自の発表によればニューメキシコ州マクレガー射場で9月中旬〜12月上旬に行われるとのことだ。昨年もほぼ同じ 時期に、チャーター貨物船がノースドックから装備・車両などを運び出している。

(RIMPEACE編集部) (2010.6.7 撮影)

[参考ページ]
横浜NDに米本国から車両持ち込み(2010-4-15)
陸自ホーク実射訓練機材、横浜NDで船積み(2009-6-9)


グリーンデールのローディングブリッジから船内に積み込まれる陸自ホーク舞台の補助車両


シースパロー8連装発射筒らしきものも積み込みを待っている。この発射訓練もおこなうのだろうか?


2010-6-7|HOME|