横須賀・横浜の米軍埠頭工事が進展


横須賀基地12号バース延長工事の杭打ち(2.23撮影)

横須賀基地と横浜ノースドックで、埠頭工事が進行中だ。

横須賀基地の空母停泊用の12号バースは、拡張工事が進められている。キティーホーク退役後の横須賀常駐空母に、原子力空母を充てる布石の一つだ。
昨年(03年)11月初めから杭打ち作業が始まって、今、写真にあるように、12号バースの先端から海側に打たれた杭が伸びている。3ヶ月以上たって、この杭打ち本数が多いのか少ないのかは不明だが、斜めに打たれた杭もあり、そう簡単な土木工事ではなさそうだ。


横浜ノースドックのJ,K,Lバースは、コンクリートで固められつつある(2.23撮影)

横浜ノースドックに保管されている陸軍揚陸艇のうち、大型のもの10隻(現在までに搬入されたのは7隻)は、一時的に大型船舶用のバースの隣のC,Dバースにつながれている。
これらの最終保管場所として、陸軍の計画文書にあげられているのが、裏側のJ,K,Lバースだ。このバースの改修工事が12月から始まり、現在はコンクリートで固められて、新しい係留柱も固定されている。
計画書にあった浚渫作業が開始されたかどうかは不明だが、浚渫が終われば大型揚陸艇は改修されたバースに移り、今保管場所となっているC,Dバースは軍用船舶の停泊に使用可能となる。

(RIMPEACE編集部)

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