DDS装備の原潜ラホーヤ、横須賀出港



ドライデッキシェルターのフタを開けたまま出港する原潜ラホーヤ(06.11.6 撮影)

横須賀基地の10号バースに停泊していた原潜ラホーヤは、11月6日12時50分、タグに曳かれてバースを離れた。
横須賀本港の中央部分で向きを変えたラホーヤは、そのまま出港した。

ラホーヤは10月30日14時ころ横須賀に入港したから、あしかけ8日間、横須賀基地に滞在した。出港するときもドライデッキシェルターは開いたままで、数人の乗組員が入り口に腰を下ろしていた。

シェルターの直径は兵士の身長より大きい(約2.7メートル)。この中に特殊部隊が待機して、水中スクーターなどを使って海中から陸地へ侵入したり、海岸近くでさまざまな工作を行うという。
ドライデッキシェルター付きの原潜が横須賀に入港したのは、2個を装備して2000年10月に入港した原潜カメハメハ以来のことではないか。

(RIMPEACE編集部)

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大型タンカーや自動車運搬船が行き交う浦賀水道に向かう原潜ラホーヤ(06.11.6 撮影)


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