GW香港寄港と横須賀常駐艦の動向


横須賀基地のマスターピア停泊中のステゼムと12号バースのマスティン


横須賀港外錨地に停泊するラッセン(09.10.30 撮影)
 

空母ジョージ・ワシントン(GW)が10月29日に香港に寄港した。第7艦隊のニュースによれば巡洋艦カウペンス、駆逐艦オケーン、フリゲイト 艦クロメリンが同時に寄港した。
カウペンスは横須賀常駐の巡洋艦で、GWの直衛艦だ。24日には台風襲来直前の沖縄・ホワイトビーチに寄港している。
オケーンとクロメリンはハワイ・パールハーバー基地の第31駆逐戦隊の所属だ。それぞれ9月に横須賀に寄港している。

10月30日現在横須賀にいる常駐戦闘艦は駆逐艦4隻。ドライドックに入っているジョンSマケインと、ステゼム、ラッセン、マスティン だ。また巡洋艦シャイローは28日から佐世保に寄港中だ。
駆逐艦フィッツジェラルドは、黄海で行われた米艦合同演習に加わり、その後南シナ海にいる。GWに随伴して、香港の近くにいると 思われる。
駆逐艦マッキャンベルは、インドネシアで10月中旬まで揚陸艦デンバーと組んで人道支援活動を行ってきた。その後も揚陸艦隊と行動 をともにしている可能性が強い。

消息不明なのは、駆逐艦カーティス・ウィルバーだ。9月末にホワイトビーチに寄港した後、何をしているのか伝わってこない。

(RIMPEACE編集部)

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佐世保基地に寄港したシャイロー。右はエセックス(09.10.28 撮影)


2009-10-31|HOME|