横須賀から有害物質移送、5月下旬に


あらためて有害物資をピュージェットサウンドへ運ぶ貨物船チャーターを公告するFBOのページ

原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の定期修理で出た放射性廃棄物の本国への輸送スケジュールが、改めて明らかになった。

3月11日の大震災・東電福島第一原発の事故でGWが横須賀から避難していたため、4月中旬に予定されていた放射性廃棄物の輸送が 取りやめとなり、輸送船のチャーター契約のRFP(応募要求)も一端キャンセルとなった。
4月21日付けて出された新しいRFPの内容は、日付、チャーター日数を除くと、一度キャンセルされたものとほとんど変わってい ない。
13号バースからの積み込みはもちろんのこと、積荷のリストが添付されていないところまで同じだ。

横須賀基地13号バース入港日は5月23日または24日で、チャーター期間は2日短くなって18日間となっている。
昨年の入港日と積み込み日との間隔が今年も同じだとすると、GWから廃棄物輸送船への移送は5月25日となるが、チャーター期間の 短縮の影響で1日早まるかもしれない。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
横須賀からピュージェットサウンドへ   有害物質移送の貨物船、横須賀入港は4月11日ころ (2011-3-9)
GW、工事切り上げ出港か   危険廃棄物運搬船チャーター計画、キャンセル (2011-3-18)


2011-4-23|HOME|