硫黄島に通う空自の輸送機の機数が5年間増えっぱなしだ。艦載機の硫黄島でのNLPを支援するためだ。空自の米軍に対する「貢献」は、クエートやイラクでのC130を使った輸送支援がメインだが、そのほかにも定期的な国内での支援がある。
一つは、横田・嘉手納間を週に2回ほどつなぐ定期便だ。ここには、C1とC130が使われる。もう一つの支援が、この硫黄島でのNLP支援だ。やはりC130とC1が動員されるが、C130が不足しているためにC1がメインとなっている。
C130ならば一回ですむ輸送がC1ならば2回かかる、などの事情が、硫黄島行きの空自輸送機の機数が毎年増えつづけているウラにはあるのではないか。
(RIMPEACE編集部)
'2006-1-12