低空飛行の機数は06年の8割増しで増えた。
この10年間では200機を超えたのは2004年だけだ。07年の188機という数は、この10年間(98年以降)で2番目に大きな数字だ。
188機の内訳はEA6Bが89機でほぼ半数を占める。スーパーホーネットが68機、ホーネットが29機となっている。EA6Bの低空飛行が多いのは06年と
同じだ。
06年はスーパーホーネットとホーネットの低空飛行機数はほとんど変わらなかった。07年はスーパーホーネットがホーネットの倍以上となった。
渋川上空の訓練はホーネットが増えてスーパーホーネットを超えたが、低空飛行では逆にスーパーホーネットが顕著に増えている。
ルート別では半分以上をオレンジルートが占める傾向は04年以降変わらない。07年のオレンジルートの飛行回数は104回となった。この10年では04年に次ぐ数字だ。
(RIMPEACE編集部)
'2008-1-31