2010年の低空飛行は2009年の6割と大幅な減となった。
空母の夏の任務航海からの戻りが約2ヶ月遅れ、、艦載機が厚木に戻るのも遅れた。そのため、年末にかけて行われる厚木を離陸しての
訓練が減ったことが要因の一つだろう。
また、2月から3月にかけて対地攻撃エリアでの訓練が主体となったため、艦載機の低空飛行ルート飛行が少なくなったと見られる。
機種別にみると、EA6Bが50機と半分を占めている。この機数は09年のEA6Bの低空飛行機数とほぼ同じだ。相変わらず、
電子戦機の低空飛行訓練の密度は高い。
(RIMPEACE編集部)
20110-2-12