3月と5月に艦載機が硫黄島に飛んでいる。5月は空母が夏期ディプロイメントに出る前に、艦載機が硫黄島でFCLPを行ったた
めだ。FCLPの支援のために、空自輸送機の硫黄島行きも他の月に比べて増えるし、米海軍の輸送機も増える。
一方、3月には米海軍の輸送機がほとんど硫黄島に行っていないのは、艦載機が硫黄島を経由してグアムやサイパンに向かい、
爆撃演習に参加したと見られるからだ。
空自の輸送機C1、C130による厚木基地経由の硫黄島までの飛行は、海自及び米軍への補給物資や人員輸送のために行われている。
硫黄島に向かった空自輸送機88機のうち、7割以上がC130だ。
(RIMPEACE編集部)
2011-2-12