渋川上空での対地攻撃訓練に向かう艦載機の機数は、2015年はもとより2014年と比べても増加した。
電子戦機EA18Gグラウラーの渋川上空への飛行回数は厚木からの艦載機全体の飛行の21パーセントとなり、配備機数の割合から見て、スーパーホーネットの2.5倍の頻度での
訓練となった。戦闘攻撃機単独の攻撃訓練より、電子戦機がエスコートして電子妨害で相手のレーダーを無力にした上で攻撃機が突っ込んでいく、という極めて実戦的な訓練が増えた
ため、と推定される。
対地攻撃訓練に向かうルートは、横田基地上空からまっすぐ赤城山に向かうルートのほか、もっと長野県寄りに回り込むルートも加わっている。
(金子豊貴男・相模原市議・RIMPEACE共同代表)
2017-4-30|HOME|