2016年 艦載機の低空飛行訓練









2016年の低空飛行ルートの飛行回数は、2015年より2割ほど減少した。渋川上空の対地攻撃訓練が増えると、低空飛行訓練が減る傾向がある。

2015年はブルールートの飛行回数がオレンジルートの飛行回数を21年ぶりに上回ったが、2016年はさらに差が拡大してブルーがオレンジの倍以上となった。

16年の低空飛行ルートをたどる艦載機は、グラウラーが21パーセントを占め、残りがスーパーホーネットだ。低空飛行訓練も同様だったが、グラウラーの配備機数が5機で、 スーパーホーネットの配備機数の1割程度であることを考えると、グラウラーのほうが、一機当たりの低空飛行回数はスーパーホーネットより相当多いことになる。

(金子豊貴男・相模原市議・RIMPEACE共同代表)


  • 2016年月別飛行機数(艦載機、それ以外)
  • 対地攻撃エリア(渋川上空)出撃状況
  • 海兵隊機の飛行状況
  • 米陸軍機の飛行状況

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