母港艦船の動き

佐世保を母港としている艦船で、参加した訓練などが判明したものは次の表のとおり。

★エセックス=強襲揚陸艦  ジュノー、デンバー=ドック型輸送揚陸艦 ハーパーズ・フェリー、 トートュガ=ドック型揚陸艦 パトリオット=掃海艦

訓練名称など

参加艦船名

地域・国

期間

バリカタン

エセックス、ジュノー、ハーパーズ・フェリー

フィリピン

218日〜28

ハリケーン被災支援

同上

アンダマン海

514日〜

コブラ・ゴールド

同上

タイ

6月7日〜15

CARAT

トートュガ

フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ

524日〜8月4日

PHBLEX

エセックス、デンバー、ハーパーズ・フェリー

フィリピン

1014日〜28

ANUAREX20

同上

日本周辺

1113日〜19


同上

香港

1122日〜27


パトリオット

コタキナバル

413日〜20


同上

バターン

425日〜28

 例年、揚陸艦隊は新年休暇が明けた後、1月下旬からさまざまなトレーニングを行った後、アジア周辺での訓練に出かける。

 08年も強襲揚陸艦エセックスなど3隻の艦隊はこれまでと同様に佐世保を出港した後、沖縄・ホワイトビーチに寄港し、海兵隊とのトレーニング(ブルー・グリーン、SOCEX)を済ませてフィリピンへと出かけた。

 5月には折から発生したハリケーン被害救助支援のためアンダマン海に出かけた関係から、例年この時期に行っているタイでの共同訓練「コブラ・ゴールド」は6月にずれ込んで行われた。

 3隻の揚陸艦は一連の共同訓練を終えると624日から相次いで佐世保に帰港した。

 一方、もう1隻のドック型揚陸艦トートュガは東南アジア諸国連合のそれぞれの国と2国間訓練「CARAT」訓練に連続して参加し、8月末に帰港した。

 また、掃海艦パトリオットも東南アジアの港に相次いで寄港した。



はじめに
駆逐艦の集中入港
給油艦の動き
補給施設としての佐世保基地
08年入港艦船一覧


2009-1-29