給油艦の動き


活発に動いた燃料補給艦

原子力空母ニミッツ日本周辺で展開した2月から4月の間、燃料補給艦は5隻が15回も寄港した。 それまでの5年間には1年間で12隻から14隻程度であったことと比較すると、異常な集中寄港といえる。

この期間、一時的ではあるが日本周辺(東アジア)には原子力空母がもう1隻展開していた。原子力空母エイブラハム・リンカーンは米本 土から中東・ペルシャ湾に向かう途中であったと思われるが、この2つの空母艦隊に都合5隻が随伴して燃料を補給するために佐世保港に 頻繁に寄港していたようだ。
同様のことは原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備された前後にもおき、4隻が11回寄港した。
いずれの場合も空母艦隊や揚陸艦隊が周辺海域で活発に活動したことに伴う補給であったと思われる。

はじめに
佐世保母港艦船の動き
駆逐艦の集中入港
補給施設としての佐世保基地
08年入港艦船一覧


2009-1-29