横須賀にいたLCUはノースドックに戻っていた


ノースドックのJ,K,Lバースに保管されているLCU。昨年横須賀で見つけた20番も並んでいた

昨年末に横須賀で見つけたLCU2020は、昨年のうちに横浜ノースドックに戻されていた。住友の造船所に居たのが12月26日で、28日にはノースドックに戻っていたことが判明した。

9月末に2隻がノースドックから離れたことを確認しているから、3ヶ月間修理のために外に出ていたことになる。そのうち横須賀の造船所にいたのは一ヵ月未満だから、横浜近辺の会社で修理を行った後、点検・性能確認のために横須賀に回ってきた、と見るのが自然だろう。ノースドックには1月4日現在、LCUが9隻保管されている。もう一隻(LCU2009)も近くの工場にいることが判明したので、ディエゴガルシアなどから運ばれてきたLCU10隻は、全てそのまま横浜に残っていることが確認された。

ノースドックに備蓄されている陸軍舟艇は、今後もノースドック内部または近くの民間工場で、契約業者の手で修理点検されることになる。「外部化」によるコスト削減は、今MSCのトランスフォーメーションの主要な軸として、進められている。



ランドマークタワーからの俯瞰。右から2列目のLCUが2隻になったことがわかる。

(RIMPEACE編集部、写真はすべて05.1.4 撮影)

[参考ページ]
ノースドックのLCU2隻が行方不明(04.9.30)
ノースドックの陸軍舟艇、横須賀で発見(04.12.29)
見失ったLCUは大黒運河に居た(05.1.4)


'2005-1-5|HOME|