訪米団メンバーが見た、ノーフォーク海軍基地


原子力空母ハリー・S・トルーマン。ノーフォーク基地の一番海側のPier14に泊っていた。


原子力空母エンタープライズはPier12に停泊中

ノーフォーク海軍基地には、米海軍大西洋艦隊の司令部が置かれている。大西洋艦隊に属する空母6隻のうち、通常型空母のケネディ以外の5隻が、ノーフォークを母港にしている。(今は、カールビンソンも原子炉炉心交換のために回航されていて、原子力空母6隻の母港となっているが)

軍港観光ツアーは、海軍基地センターで受けつける。バスに乗る前にセキュリティー・チェックがある。バスの中の前後4ヶ所に兵士が同乗して出発。
埠頭にはイージス巡洋艦、イージス駆逐艦がたくさん泊っている。特にアーレイバーク級駆逐艦の特徴の「斜めマスト」をあちこちで見かける。ヨコスカと同じだ。

チェサピーク湾の方に向かっていくと、まず強襲揚陸艦サイパンが停泊していた。そして一番湾に近い外側の大きな埠頭に、原子力空母2隻が停泊していた。ハリー・S・トルーマンとエンタープライズだった。ジョージ・ワシントンは河口を挟んだ向かい側のニューポート・ニューズにいるとのことだった。

(鈴木千尋さん談、RIMPEACE編集部編。写真は鈴木さん撮影)

編集部注1.
米海軍作成のホームポート別艦船一覧によれば、ノーフォークを母港とする米海軍の艦船は、原子力空母6隻、巡洋艦7隻、駆逐艦19隻、フリゲイト5隻、強襲揚陸艦6隻、ドック型輸送揚陸艦5隻、原潜12隻となっている。
編集部注2.
12月8日付けの"Status of the Navy" によれば、ノーフォークを母港とする原子力空母のうち、残りの2隻は、アイゼンハワーが大西洋上で、テオドア・ルーズベルトはペルシャ湾に展開している。


基地の中の緑地には、爆破された駆逐艦コールの乗組員を悼む記念碑があった。コールもノーフォークを母港とする艦だ

  • 訪米団メンバーが見た、
    原子力空母と海軍基地---始めに
    艦載機の基地オシアナ
    原子力空母 ジョージ・ワシントン

    '2006-1-15|HOME|