横須賀基地に5ヶ月ぶりで原潜寄港


12号バースに接岸作業中の原潜ラ・ホヤ(SSN 701)


ブリッジが渡され、歩哨のテントが立てられたラ・ホヤ(08年4月14日撮影)

4月14日午後2時過ぎに、原潜ラ・ホヤが横須賀基地に入港した。07年9月下旬から11月16日まで、横須賀基地には6隻の原潜が代わる 代わる寄港したが、その後約5ヶ月、原潜の寄港は無かった。
浚渫工事の進捗に関係したものと考えられる。

ラ・ホヤが前回横須賀に寄港したのは06年10月30日から11月6日までだ。このときラ・ホヤの後部甲板にはドライ・デッキ・シェルター (DDS)が設置されていた。DDSは米海軍特殊部隊(SEAL)を海から隠密裏に送り込むときに使われる装置だ。

12時間で取り付けが出来る装置とのことで、いつも付けっぱなしにしておくものでもないようだ。前回の寄港時には、SEALを使った 演習の途中だった可能性が強い。

今回の横須賀への寄港目的は、いつもと同じ「休養・補給・維持」となっている。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
ドライ・デッキ・シェルター搭載原潜、佐世保に 寄港(06.9.27)
DDS搭載原潜、横須賀基地に寄港中(06.11.1)
DDS装備の原潜ラホーヤ、横須賀出港(06.11.6)


放射能モニター船「きぬがさ」とラ・ホヤ。甲板上にDDSは設置されていない(08年4月14日撮影)


前回の横須賀寄港時には、DDSがついていた(06年11月6日出港時に撮影)
 


'2008-4-15|HOME|