2006年 硫黄島への飛行









2005年まで5年間増えっぱなしだった、硫黄島に通う空自の輸送機の機数がやや減少した。硫黄島での艦載機のNLPが、例年の3回から2回になったためだろう。

硫黄島でのNLP支援には空自のC130とC1が動員される。C1は入間基地と美保基地から厚木に飛来し、その後硫黄島を往復して、それぞれの基地に戻っていく。C130は小牧基地から飛来する。

海自P3Cが硫黄島に飛ぶ回数が、2005年の半分以下に減った。02、03年と同じ水準だ。2006年の場合、北朝鮮のミサイル実験や核実験のために、P3Cのパトロールが日本海方面にシフトしたのかもしれない。

(RIMPEACE編集部)


  • 2006年週別飛行機数(艦載機、それ以外)
  • 艦載機飛行機数の年次変化
  • 低空飛行訓練状況
  • 対地攻撃エリア(渋川上空)出撃状況

    '2007-1-18