全体の機数は、05年比550減だ。そのうちの半分は自衛隊機の減だ。それぞれの所属機が1割から2割程度減っているのに、艦載機だけは微減にとどまっている。

艦載機の年間飛行機数は05年とほとんど変わらないが、前半にその8割が集中している。艦載機の騒音は年間の平均飛行回数では捉えられない。06年前半のように飛行回数が極端に集中するときの爆音のひどさは、「平均値」をはるかに上回る耐えがたいものだ。

艦載機の厚木からの飛行機数を左右するキティーホークの長期展開は、06年は2回あった。

 6.08〜 9.15 小樽、シンガポール、パース、レムチャバン(タイ)寄港。バリアント・シールド演習参加。
10.17〜12.10 佐世保、香港寄港。ANNUALEX 18G(日米合同演習)参加。

(RIMPEACE編集部)


  • 艦載機飛行機数の年次変化
  • 低空飛行訓練状況
  • 対地攻撃エリア(渋川上空)出撃状況
  • 硫黄島への飛行状況

    '2007-1-18