07年に増えた低空飛行は08年には前年の3分の2になった。ただし、ジョージ・ワシントンの火災事故の影響で横須賀への配備が遅れ、艦載機の飛行自体が半分近くになって
いるため、この数字だけで低空飛行が減る傾向だとはいえない。
低空飛行コースの中では岩国に向かう途中のオレンジルートが約半数を占める。また、三沢基地に向かうグリーンルートの飛行数が昨年とほぼ変わらず、相対的に艦載機の
低空飛行の中で重みが増している。
123機の内訳はEA6Bが44機、スーパーホーネットが44機、ホーネットが35機となっている。配備数が少ないEA6Bの実機での低空飛行が多いのは08年も変
わっていない。
(RIMPEACE編集部)
2009-2-8