米軍機による模擬対地攻撃訓練について
(緊急要望)
平成11年10月15日
外 務 大 臣 河野洋平殿
防衛庁長官 瓦 力殿
防衛施設庁長官 大森敬治殿
渉外関係主要都道県知事連絡協議会
(略称:渉外知事会)
会 長 神奈川県知事 岡 崎 洋
副会長 青森県 知事 木 村 守 男
同 長崎県 知事 金 子 原二郎
同 沖縄県 知事 稲 嶺 恵 一
北海道 知事 堀 達 也
茨城県 知事 橋 本 昌
埼玉県 知事 土 屋 義 彦
千葉県 知事 沼 田 武
東京都 知事 石 原 慎太郎
山梨県 知事 天 野 建
静岡県 知事 石 川 嘉 延
広島県 知事 藤 田 雄 山
山口県 知事 二 井 関 成
福岡県 知事 麻 生 渡
本年1月20日に高知県沖で、また翌21日に岩手県
内で、米軍機の墜落事故が相次いで発生しました。
その後、この2つの事故に関する調査報告書が公表さ
れ、墜落した米軍機の任務には、低高度で行う模擬対地
攻撃訓練が含まれていたことが明らかになりました。
基地を持つ全国14の都道県で構成する「渉外関係主
要都道県知事連絡協議会(渉外知事会)」では、これま
でも低空飛行訓練の実態を国において明らかにするとと
もに、このような飛行が行われないよう国に対し要請し
てきたところですが、この度、低空飛行訓練の実態の一
部が明らかになったことから、下記の事項について強く
要望します。
記
模擬対地攻撃訓練の実態を国において明らかにすると
ともに、地域住民に不安を与えるような模擬対地攻撃訓
練を行わないよう、米軍に対して緊急に申し入れること。
|HOME|
渉外知事会の緊急要望に対する外務省、施設庁の対応 |
・FA18高知沖事故報告書より
| オ
レンジルートで爆撃訓練 |
オレン
ジルート|
事故機
の飛行ルート|
・F16釜石事故報告書より
|F16の爆
撃ルート|
事故機の飛
行ルート|
F16低空飛
行の実態を探る|