戦闘作戦艦の動き


原潜は12回寄港したが、このうち8回は人員の移送や情報伝達のための一時寄港。ほかの在日米海軍基地への寄港と比較すると、最も寄港回数が多い沖縄・ホワイトビーチはほとんどが一時 寄港、ほとんどが長期停泊の横須賀、その中間の佐世保となっている。
原潜の作戦海域に近い沖縄や佐世保が情報伝達や作戦命令の受領、人員の移送など戦術上の必要からの寄港で、横須賀は乗組員の休養や食糧などの補給のための寄港というという構図が見えてく る。

原子力潜水艦は寄港回数と停泊日数がこの数年、ほぼ横ばいとなっている。なお、3月19日から4月3日まで16日間も停泊した原潜ノース・カロライナは最新型の原潜で、同型の佐世保寄港 は初めて。旧型化したロサンゼルス級原潜は海洋調査や特殊部隊の輸送、新型の原潜の任務が艦隊護衛やパトロールなど作戦行動と、任務を分担しているようだ。 (入港艦船の艦種と艦名は別表のとおり)

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


はじめに
佐世保母港艦船の動き
拠点化した音響測定艦と測量艦
更新が進んだ補給艦
2012年入港艦船一覧


2013-1-31