情報収集艦は減少 測量艦の寄港は1回だけ

海中に潜む潜水艦を追跡する音響測定艦の寄港は2006年から目立ち、2009年以降急激に増加していた。しかし2019年以降は急減し、22年は0隻、23年は1隻と減少している。また、測量(海洋調査)艦も同様に減少し、23年は1回の寄港にとどまった。弾道ミサイル観測艦は1隻が2回寄港した。

情報収集艦の活動拠点が、横浜ノースドックやフィリピン・スービックなどに移っており、当面、寄港が増加するとは思われない。

弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ローレンセンは2回寄港したが、横浜に寄港する機会が多く、停泊期間も長くなっているようだ。(23年1月3日に急遽寄港したのは燃料補給のため。)

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


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