相模補給廠内の訓練支援センター、建設手続き再開

昨年6月28日付けでいったんキャンセルされた、相模補給廠内での米陸軍訓練支援センターの建設手続きが再開された。
土壌汚染の可能性があって業者募集が無期限に延期されたのが昨年1月だった。6月末にキャンセルされた後も、米陸軍は「8月中に 調査を終え、問題なければ入札日程を決める。現段階で土壌汚染は認められない」と答えていた。

8月中に調査が終わらなかったか、何か問題が出たから今年の1月末まで業者募集の再開が遅らされたのだ。
しかも「ごていねい」なことに、さらに2月10日ころまで再度延期された。

事前公告を見る限り、建設内容、敷地の大きさ、建設費用のレンジは変っていない。やはり建設用地自体に、汚染除去などの解決に予 想以上に時間がかかる問題が潜んでいた、としか考えられない。

米軍は少なくとも、訓練支援センターの建設場所およびこれまで実施してきた敷地の土壌の調査結果を、速やかに地元の自治体に明ら かにすべきだ。
不発弾がゴロゴロ出てきたり、土壌汚染が問題となる相模補給廠内に、新たな建物を建設しないというのが、本来の解決方法で あることは言うまでもない。

(RIMPEACE編集部)

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