戦闘指揮訓練センターのアウトライン−7
米陸軍の訓練は、ライブ、バーチャル、コンストラクティブの3つから構成される。バーチャルとコンストラクティブは、コンピュータを
用いる訓練で、戦闘指揮訓練センターで中心的に行われている。ライブすなわち実働訓練とバーチャル訓練がどんどんシームレスになって
いくのが、上掲の写真からも読み取れる。 (RIMPEACE編集部)
'2008-11-8|HOME|
バーチャル・コンボイ・戦闘トレーニング(ロッキード・マーチン社 Insights Second Quarter 2008 より)
新型装甲車クーガー・カテゴリー3のクレーン操作のバーチャル・トレーニング(InsideSTRI June2008 より)
シームレスになっていくことは、実際の戦闘にほぼ等しいものが訓練センターの中で行われることだ。
イラクに派遣された自衛隊も、車列を組んで道路建設現場に向かった。もし再び陸上自衛隊がイラクやアフガニスタンに派遣されることに
なれば、名目は何であれ、米軍のシミュレーターでコンボイ・トレーニングを事前に重ねていくことになる。
相模補給廠の中に作られて、自衛隊も使うという戦闘指揮訓練センターは、自衛隊の海外派兵を支える重要な施設となっていく。
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